竹酢液の作り方

竹酢液の主成分はpH3.0(酸性)の酢酸で、微量成分まで含めると200種類以上の化合物が溶け込んでいます。
この中には美容や健康をはじめ、農業や園芸など、日常生活の中でもいろいろな面に有効な多くの成分が含まれ
ています。

美容・健康
竹酢液中のスキンケアに有効な成分(酢酸・ポリフェノール・クレゾール・アルデヒド・アルコール・炭素)などは
下記のような働きをします。
収斂作用・・・・・皮膚の角質をやわらげたり引き締めたりします。
浸透作用・・・・・竹酢液を皮膚に塗布してから化粧クリームを使用しますと、栄養分が皮膚の深部まで浸透します。
消毒作用・・・・・肌を清潔に保ちます。
活性化作用・・・・・皮膚そのものを若返らせます。
殺菌・抗酸化作用・・・・・水虫の皮膚糸状菌の発生を抑えます。

生活面
竹酢液は極めて高い虫獣忌避力を持っています。 これは竹酢液に含まれる成分による直接的な働きと独特な
燻臭が虫や動物に火を連想させる為と考えられます。

竹酢液は下記の様な有害不快な虫獣を防除します。(虫獣防除作用)
蚊・アリ・シロアリ・ダニ・ナメクジ・カメムシ・ガ・アブ・ハチ・ムカデ・ヤマヒル・ネズミ・モグラ・ヘビなど

竹酢は極めて高い消臭力を持っています。
竹酢液の消臭効果は化学的作用によるもので、竹炭、木炭などの物理的作用とは異なります。
畜舎やペットなどの糞尿臭を消す働きをします。
1.竹酢液に含まれる酢酸(酸性)とアンモニア(アルカリ性)が中和して悪臭を消します。(消臭作用)
2.フェノール成分が悪臭源の硫黄酸化物の生成を抑制します。(抑制作用)
3.竹酢液のその他の含有成分が悪臭源のタンパク質を分解します。(分解作用